ご存知の通り、了仙寺は江戸時代末期、1854年に「日米下田条約」が結ばれたところで、お寺の中にはその当時の様子が描かれた絵や、「お吉」がハリスの滞在していた玉泉寺に通った時に使っていた「駕籠」も展示されています。
さて、ここでは現在、「香りの花まつり」が行われており、境内に植栽されている約1,000本のアメリカジャスミン(においばんまつり)の花が不思議な香りを漂わせています。
開花は、今日の時点で4分ぐらいでしょうか。
しとしとと降る雨の中で写真を撮って来ましたが、紫陽花と同じようにこの花も雨が似合いますね。
ところで、今日から下田市では「黒船祭」が行われているということで・・・
私が行った時も、ちょうどアメリカ海軍の船から上陸している水兵さん達が見に来ていました。
それだけではなく、一般の観光客の人達もたくさんいましたね。 そして皆さんここに来るなり、
「まぁ、素敵ねぇ。」
「香りがいいわねぇ。」
と喜んでいました。
このイベントは、今年は5月11日(木)から31日(水)まで行われています。
まだ半分ぐらいはつぼみだったので、今月中なら充分見れるでしょう。
日本の開国の歴史に触れながら、淡い紫色のジャスミンの花を見に行かれてはいかがですか?
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