桜家の玄関の前の道路を山の方へ１０メートルも行かないコンクリートの壁沿いに植えてあるこの藤の花。 南向きで、しかもお日様がこの壁を温めてくれるからでしょうか、他のところよりも結構早く咲くんですよ。
普段お客様がお泊まりになられている時は、大女将が桜家の館内に桜家の周りで咲いている花を飾ってくれるのですが、今回はこの藤の花を玄関とダイニングに飾ってくれていたんですね。
そうしたら、昨日お帰りになられたお客様が、
「これはどこに咲いているんですか？ 私のイタリアに住む妹が結婚式の時のブーケに使ったのがこの花なんです！」
とおっしゃられたのでびっくり・・・
「イタリアにもこの花があるんですか？」
「ええ、もちろん。 私のイタリアの家ではテラスにこの花の棚があって、たくさんぶら下がって咲くんですよ。」
「ええ～！？」
私は、藤の花っててっきり日本とか中国ぐらいにしかないのかと思っていたので、驚きましたぁ。
ということでちょっと調べてみると、おおぉ！確かに藤棚がある！
イタリアでもこんな光景が見られるなんてちょっと不思議です。
で、表に出て我が家の藤の花をお見せしようとしたら、足元に小さな花を発見！
おぉ、これは去年も咲いていたスミレではないか！
同じ場所だよね、たぶん。
いやぁ、また今年も咲くなんてこれにもまたびっくり。
と眺めていたら、勇輝がやってきて思わず踏みそうに。
「ちょっと待て、勇輝！ ホラ、ここに小さなお花があるでしょう。 気をつけて！」
その高さも５センチほどの小さなスミレの花。
なんとも けなげ なちいさな命です ^O^
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