もうここ数日は、勇輝君、それはそれは嬉しそうにしていました。
だって、勇輝の大好きな電車に乗れるって聞いたから。
「勇輝、今度おじいちゃんとおばあちゃんの家に行くんだって。 電車に乗れるんだよ!」
とお姉ちゃんたちが教えてくれたのは3日ほど前だったかな?
それからというもの、毎日、
「ゆうきねぇ、あしたでんしゃにのるんだよ。」 (勇輝には、昨日のこともあさってのことも「あした」なんですよね。)
そして、いよいよその日がやってきました。・・・
1枚目の写真は、昨日の21日に下田駅で撮影したものです。
実は、若女将が用事で(遊びで?)東京へ行くことになっていて、まさか勇輝を置いていくわけにも行かず、とりあえず若女将の実家のある茅ヶ崎まで一緒に行こう、としているところです。
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「勇輝、こっち向いて!」
と声をかけたら、ピースサイン。 勇輝には幸せの瞬間なんですよねぇ。
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そして、おじいちゃんとおばあちゃんの家で一晩お世話になったあと、また電車で帰ってきました。
「4時頃に下田に着くのでよろしく。」
と若女将から携帯へメール。
時間に合わせて駅に迎えに行きました。
さて、ホームに滑り込んできた電車から降りてくる人たちを見ていたら、ちっこい勇輝を発見。
ところが、
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昨日のピースサインとはまるで違う様子。
お母さんにべったりくっついて、半分べそをかいています。
どうしちゃったのかな?
「電車の中でず~っと寝てたんだよ。」と若女将。
勇輝は誰に似たんだか、寝起きが悪いんですよねぇ。(^^ゞ
下田の駅に着いたから起こされちゃったんでしょう、ご機嫌斜め、というか・・・
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「ほら、頑張って歩かないと、お母さん行っちゃうよ。」
と言われたのが悲しかったのか、あ~あ、ついに地べたに座り込んで大泣き状態。
まだ改札を出ていないので、私は遠くから眺めて(写真を撮って)いました。
すると若女将、しかたなく片手に抱っこして出てきましたが、
「おかえり。 電車は楽しかったか?」
と私が尋ねても、応答なし。
ところが、
さぁ、車に乗って白浜のおうちに帰るぞ、と走り出したら、
「ぼくねぇ、でんしゃにのったんだよ!」
と目をキラキラさせながら話をする勇輝がいました。
あれっ、元気になっちゃったの? まぁ、復活の早いこと。
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家に帰ると、お姉ちゃんたちが出迎え。
「勇輝、お帰り~♪」
お姉ちゃんたちに抱えられて嬉しそうにしていました。
さぁて、今度はいつ電車に乗れるかな?
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