勇輝の幼稚園の迎えの時間より少し早く出て、海を歩いてきました。
ここは、白浜大浜海岸の白浜神社裏なんですが、あれっ、とひとつ気がついた。
少し潮が引いているせいかな?と思ったのですが、いや、たぶん違うみたいな・・・。
というのは、前回ここを歩いた5月12日の時と比べて、砂浜の砂が増えているような感じなんですね。
少し前までは、潮が引いた時にここへ来ると、写真に写っている鳥居の下では、普段は水の底にある岩が現れてきて、これなら磯遊びが出来るなぁ、という感じだったのに、今日のその場所を見ると、その岩のほとんどが砂に埋もれています。
そう、つまりそれだけ砂が戻ってきているということなんですね。・・・
これは、先月の半ば頃に砂浜の整備作業をやっていただいていたので、そのお陰もあると思うのですが、それともうひとつは、自然に砂が戻ってきた、自然が砂を戻してくれた、のではないかと思うのです。
そうなんですよ。 白浜の海って、砂があっちに行き、こっちに行き、と移動するんですね。
いつのことだったか、大浜海岸でシュノーケリングをした時に、魚はあまり見れなかったのですが、水に浮かびながら海の底を見ていると、波の力か、潮の流れかは分かりませんが、少しずつ、ほんとに少しずつですが、砂が移動しているように見えたのです。
鳥居の下のあの岩が隠れるほどの砂を運んでくる自然って、すごいですね。
こちらの砂浜も砂がたっぷりあって、海水浴に、磯遊びにちょうど良い感じになっています。
いやぁ、良かったです。
これで、今年の夏も海水浴のお客様に白浜の海を楽しんでいただけそうです。
ところで、今日の白浜は、雨が降ったりやんだりの一日でした。
昨日からお泊りのアメリカから来られた若いカップルのお客様も、やっぱり下田の海を楽しみにして来られたのだろうなぁ、と申し訳なく思っていたら、
「私達は普段から歩くのが大好きで、いろんなところに行っていますが、雨の時でもそれはそれで楽しいし、面白かったですよ。 それに日焼けを心配しなくて済むし、今の日本は雨の時期だから仕方ないですよね。」
とおっしゃっていました。
実は、午前中のかなり雨が降っている時間に、カッパを着て大浜から中央への海沿いを歩いて来られたそうなのですが、それもまた楽しかったと、おっしゃるのです。
そう言っていただけると、お客様をお迎えする私たちも、なんだかとっても救われた感じがします。
それにしても、なんて前向きな考えをお持ちなんでしょうね。
「雨もまた風情なり」
そういう視点で歩いていると、実はまた違った自然に出会えるのかも♪
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