昨日、木曜日の夜の天気予報では「明日の朝は雪」となっていたので、少し期待したのですが、やっぱり雨だけでしたね。
今の時間は、11日の午後8時半。 外では嵐のような強風が吹き荒れています。
気温もかなり低くなってきたので、明日は雪かな?
さて、昨日の昼間、例によって歩いていたのですが、ふと白浜神社の境内に入ると、すぐに目に飛び込んできた木がありました。
ピンク色の花をめいっぱいに咲かせたその木。
これは「白浜伊古奈」と言って、新種の早咲き桜です。
お隣の河津町と南伊豆町では今月5日から桜まつりが行われていて、聞いた話ではまだ花は咲き始めだそうですが、この白浜伊古奈はもうすでに満開なんですよ。
この花、実は白浜の酒屋さん「コンビニエンス・浜の店」のご主人が品種改良をされて作った桜なんですね。・・・
というか、たぶんそうじゃないかなぁと思い、お店に伺って話を聞いてきました。
そしたら、やはりそのご主人が作られた桜を白浜神社に奉納されたそうです。
伊豆半島では河津桜以外にもいろんな桜がありますが、早咲きの桜をということで、何年もの時間をかけて品種改良をされたとか。
早速、そのご主人の桜の畑に行ってみました。
いくつかの種類の桜が植えられているその場所で、ひときわ目立ったこの桜も、すでに満開。
濃いピンク色の花びらが一つ一つの枝にびっしり咲いていて、見ごたえは十分。
しかも、この木は上よりも横に枝が広がっていくようで、その枝の重力に反するかのように上に伸びていこうとするその枝ぶりは、ご主人いわく、
「まるで女性のような優しさと華やかさ」
です。
こうして写真を見てもその姿は本当に優しい感じですよね。
で、女性といえば、白浜神社の御祭神「伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)」です。
2,400年もの歴史を持つ伊豆最古の宮「白濱神社」は、三島大明神の最愛の后神「伊古奈比咩命」を奉っているのですが、女性の神様だということでこのご主人が奉納をされたそうです。
その女性らしい艶やかなピンク色の花びらは、本当に美しく、まさにぴったりですよね。
「白浜伊古奈」という名の早咲き桜。
白浜がこの花でいっぱいになるといいなぁ。
想像しただけで楽しくなります♪
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