今日お泊りの東京からお越しのお客様で、ドイツ人のお父さんと6歳の息子さんがいらっしゃるのですが、そのお父さん曰く、
「息子が釣りをしたいといっているんだけど、この辺りで釣りが出来るところはないか?」
とおっしゃって、さらに、
「道具が何もないんだけど、レンタル出来るところはないか?」
と。
「下田には釣り道具をレンタル出来るところはあんまいないんですけどね、港の近くの釣具店なら借りれると思いますよ。」
と、釣具店と釣りの出来る場所を教えたのですが、お子さんはもちろんのこと、お父さんも日本語は全く話せないんですね。
「釣具店の人も英語は話せないと思いますよ。」
と言ったら、それでも後で行ってみるとおっしゃって。
大丈夫かなぁ?と心配しつつ、私は仕事をしていたのですが、しばらくして他のお客様のチェックインがすべて終わり、私も仕事の段取りがついたので、お二人を送って行ってあげることにしました。
釣具店に行ってみると、今はレンタルはやっていないとのこと。
でも、一番安い道具なら3,000円ぐらいだと説明したら、
「せっかく来たから、それを買ってやってみる。」
ということになり、えさやバケツも買った後で白浜の小さな漁港へお連れしました。
防波堤へ行くと、すでに何人か釣りをしていて、その隣で釣りを始めたのですが、親切なおじさんたちが私たちの目の前の海にえさ(こませ)を投げ入れてくれたりして。
そしたらたくさんの小さなサバがいっぱい寄ってきて、ほとんど釣り堀状態!
私は仕事があったので、途中で帰りましたが、全部で19匹ぐらい釣れたそうです。
男の子もすごく喜んでいたようで、本当に良かった。
今日はたまたま時間が出来たのでお連れすることができたのですが、やっぱり一緒に行って正解でした。
言葉が通じないと、今日の釣りはできなかったでしょうから♪
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