”あの山田和樹氏が、自身のオーケストラを引き連れて下田にやってくる!!”
その当時、まだ大学生だった山田さんが初めて下田に来たのは、もうかれこれ10年以上前のことになります。
あの時は、そう、下田で初めてオーケストラでのベートーヴェンの第九をやることになっていて、その時のオーケストラは新日本フィルハーモニー管弦楽団で、指揮者は松尾葉子さんでした。
山田さんは、その松尾さんの助手として下田に来られ、私達一般公募の合唱団を指導してくださったのです。
それ以来、山田さんは毎年のように下田に来ては、私がお世話になっている合唱団の20周年記念演奏会をはじめ、私達も参加をさせていただいた東京混声合唱団の2度にわたる演奏会、30周年記念演奏会などなど、何度も私達のご指導、そして指揮をお願いしてきました。
そして、その山田さんが、昨年2009年の9月に、若手の指揮者の登竜門といわれ、そのレベルの高さでも世界的に有名な、フランスのブザンソン指揮者コンクールで、なんと優勝をされたのです。
ブザンソンといえば、あの小澤征爾さんが日本人として初めて優勝されたコンクールなんですよ。
9月のある日、友達からその一報を聞き、桜家はまだまだ夏の忙しい時期でしたが、夜中にネットでその演奏の様子を見たら・・・
ブザンソン関連のフランス語のサイトでしたが、本当にそこにあの山田さんがいたんです。(当たり前ですが・・・)
下田にお越しになって私達の指導をしていただく時や、お話をさせていただく時も、常に周りに気を配られ、気さくで親しみやすいお人柄なので、特に女性のメンバーからはアイドル(?)のように愛されている山田さんが、まさかあのコンクールで優勝されるなんて。
いや、もちろん私達の想像をはるかに上回るほどの実力をお持ちでしたので、当然といえば当然なんでしょう。
いつかは世界に羽ばたかれる方だ、とは思っていましたし、去年の4月からドイツに住むことになったという話も聞いてはいましたが、いきなりコンクールで優勝して世界デビューするなんて!
ブザンソンで優勝されてからというもの、世界中のオーケストラから仕事のオファーが来ているとか。
今年の夏には、毎年、長野県で行われるあのサイトウキネンオーケストラで、小澤征爾さんからの依頼で指揮をされたり、スイスのロマンドオーケストラの客員指揮者に就任したり、あっちこっちからひっぱりだこだそうで、今では4年先までスケジュールが一杯なんですって。
ところが、その忙しい山田さんがご自分のオーケストラを引き連れて下田に来てくださるんですよ!
普段、伊豆半島の南の方に住んでいると、本物のオーケストラの演奏を聴く機会というのは、なかなかないんですよね。
三島や御殿場、沼津ではよく演奏会とかあるようですが、こっちまではねぇ、来てくれないんですよ。
演奏会は、今度の日曜日、11月28日午後2時開演です。
入場料は、な、なぁ~んと、たったの2,500円(全席指定)!
これって、安すぎません??
東京まで聴きに行くことを考えたら、その何倍もかかりますよねぇ。
しかも、演目の「モーツァルト ピアノ協奏曲」のピアニストは、これまた有名な小林道夫氏なんですよ!
こんな機会は滅多にありません。
是非、是非、聴きに行きましょう。
そしていつか世界のトップレベルの指揮者になるであろう、山田和樹氏のその雄姿を見に行きましょう♪
私も家族全員で見に、いや、聴きに行きます。
会場でお会いしましょうね♪
お問い合わせは 下田市民文化会館 TEL 0558-23-5151 です。
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